自宅収納に悩んでいる人多数！どの部屋が一番収納に困っている？

突然ですが、あなたは自宅の収納スペースに満足していますか。広さや数、形状等、毎日暮らしていると「この収納もっと使い勝手が良かったらいいのに…」と思うことはないでしょうか。今回のアンケートでは、自宅収納に関する悩みについて調査しました。普段なかなか人と話をする機会がないからこそ、新たな発見もいっぱいなアンケート結果になりました。ご自宅の状況と比較しながら、より良い収納環境に向けてのヒントが見つかれば幸いです。

自宅収納に悩みがある方は8割超

今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(33.3%)における結果を中心に分析していきます。

はじめに、自宅の収納について悩みがあるか尋ねました。

自宅のどの部屋の収納に悩んでいる？

続いて、自宅のどの部屋・スペースの収納に悩んでいるかを尋ねてみました。

自宅のメイン収納スペース「クローゼット・押入れ」

全国における回答では自宅のメイン収納スペースである「クローゼット・押入れ(36.4%)」が最も多いという結果でした。そもそもメインの収納に満足できていない方が多いことが分かりました。

関東全体では37.6%で、特に多かったのは埼玉県(45.0%)・千葉県(38.5%)でした。埼玉県では半数弱がクローゼット・押入れに関して悩んでいるということになります。

家族が過ごす時間が多い「リビング」と「寝室」

第2位は「リビング(21.8%)」、第3位は「寝室(16.8%)」で、家族が過ごすことが多い場所にある収納について悩みがある方が多い傾向でした。

関東では「リビング」が18.8%・「寝室」が17.8%で、「リビング」が特に多かったのは東京都24.4.%、「寝室」が多かったのは埼玉県(25.0%)・千葉県(23.1%)・神奈川県(22.2%)でした。

関東では傾向的に寝室の収納に悩みが多い状態だと言えるでしょう。

具体的な収納の悩みとは？

メイン収納のクローゼット・押入れを始めさまざまな部屋の収納に悩みがある方が多いことが分かりましたが、具体的な収納の悩みについてアンケートで尋ねてみました。

とにかく収納スペースが足りない!

全国における回答では「収納スペースがない(40.4%)」が最も多いという結果でした。部屋に収納スペースが設計されていない場合や自宅の収納スペースが不足していると感じる方が4割にものぼることが分かりました。関東全体では35.4%で若干低めでしたが、埼玉県では50.0%で収納スペース不足を感じている方が多いことが分かりました。

次に多かったのが、これも収納スペースの不足に関する悩みですが、「クローゼット・押入れが狭い(31.3%)」でした。約3人に1人がメイン収納であるクローゼット・押入れの広さに満足できていないことになります。関東全体では33.3%で若干高めであり、中でも千葉県で38.5%、東京都で35.0%で、クローゼット・押入れの狭さが気になる地域傾向があることが分かりました。

収納にゆとりがなく使い勝手が悪い

収納の使い勝手に関する悩みも多く上がりました。

全国における回答では「出し入れがしづらい(16.3%)」「季節家電がスペースをとる(3.8%)」「しまった場所がわからなくなる(3.8%)」という悩みがありました。

これらは、収納スペースがいっぱいなために出し入れのしやすさ・収納場所のわかりやすさ等の使い勝手が良くない状態になったり、季節家電等大きなものの収納による収納スペース圧迫が気になりがちな傾向があります。つまり、ゆとりの少ない収納が使い勝手を悪くするといえそうです。

関東においては「出し入れがしづらい」が20.2%で若干高く、千葉県で23.1%・埼玉県で20.0%で多めでした。

また、関東では「季節家電がスペースをとる」が1.0%、「しまった場所がわからなくなる」が4.0%で、全国値とほぼ同じかそれより低い結果でした。

関東では使い勝手より収納スペース不足が悩みの方が圧倒的に多いことが分かりました。

収納の悩み解消のためにしていること

アンケートでは続いて、収納の悩みを解消するためにしていることを尋ねてみました。

収納効率を上げるためのグッズを活用

全国における回答では「収納家具・グッズを活用(45.1%)」が最も多い結果となりました。

関東でも45.8％で最も多く、特に埼玉県(57.1%)と東京都(48.9%)で高い割合となりました。

次に多かったのは「隙間収納を活用(23.7%)」するという意見で、関東では24.3%で、神奈川県(33.3%)・埼玉県(28.6%)において高い割合でした。

これらは収納効率を上げ、限られた収納スペースの収納力を上げる対策ですが、荷物自体にアプローチして収納効率を上げる方法として「衣類や寝具等は圧縮袋を活用(17.1%)」するという意見もありました。関東では19.6%でやや高く、ここでも埼玉県(38.1%)において高い割合となりました。

埼玉県は収納効率を上げるための対策を積極的にしている方が多い傾向にあるようです。

収納の使い勝手の向上

第3位は「キャスター付きの台などを活用(17.1%)」でした。キャスターで出し入れしやすくなったり、その奥に収納しているものを楽に取れるようになり、収納の使い勝手が良くなります。

関東では19.6％で全国値よりやや多く、特に東京都(31.1%)・千葉県(21.4%)で高い割合となりました。

同じく収納の使い勝手を良くする対策として、「分かりやすいようにケース等にラベル付け(12.1%)」という意見がありました。関東では13.1%で、東京都(17.8%)で高い割合でした。

東京都では、限られた収納スペースを活用して使い勝手を工夫する方が多い傾向にあるようです。

収納の悩みのために時間はあまり使いたくない

収納スペースの不足や使い勝手の悪さ等の悩みを解消するためにさまざまな工夫をして限られたスペースをやりくりしている方が多いことが分かりましたが、手間がかかる対策も多く見受けられました。そこでアンケートでは、収納の悩みのためにあまり時間を使いたくないと思うかを尋ねてみました。

 

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、収納スペースの悩みとその解決のために行っている対策について調査しお話しました。

全国の結果では80.3%の方が収納の悩みがあると答えました。その悩みの中心は収納スペースの不足で、荷物がいっぱいになって収納にゆとりがないことによる使い勝手の悪さが気になる方も多くいらっしゃいました。

収納の悩み解消のために時間を使いたくない方が9割を超えましたが、その打開策の一つとして、トランクルームを活用して必要な収納量を確保するという方法がおすすめです。あなたもご自宅において必要な収納スペースの広さを見直し、トランクルームを活用してもっと快適な収納環境の実現を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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