【トランクルームに関するアンケート】屋外コンテナと屋内トランクのトランクルームで収納物は変わってくるのか?ユーザーの声や使い方の傾向を紹介

2021.08.03

近年、トランクルームはニーズの高まりとともに増加し様々なスタイルのトランクルームを見かけるようになりました。
中でも大きな特徴として屋外コンテナと屋内トランクがあり使い勝手の違いが気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回はトランクルーム利用経験者にアンケートを実施し、屋外コンテナ・屋内トランクどちらのタイプを利用し、何を収納したのか調べてみました。
アンケートから屋外コンテナ・屋内トランクそれぞれの使い方の傾向が浮かび上がり、非常に興味深い結果となっています。その分析を踏まえて、トランクルーム選びの参考になる情報や、便利な使い方をわかりやすくご紹介します。

トランクルーム利用における屋外コンテナと屋内トランクの比率とは

最近、様々なタイプのトランクルームが増えています。空き地等に設置された屋外コンテナのトランクルームや、オフィスビルの1フロア・スーパーの店舗2階等にある屋内トランクも多く見かけるようになってきました。
そこで今回、トランクルームのユーザーは屋外コンテナ・屋内トランクのどちらを選んでいるのか、利用比率を調べました。
今回のアンケートでは、屋外コンテナが54.0%屋内トランクが46.0%であり、ほぼ半数ずつで、屋外コンテナがわずかに多いという結果でした。
屋外コンテナ・屋内トランクの条件より家からの近さ等が優先条件になる場合も多いので、一概に屋外コンテナか屋内トランクかを重視して選んだとは言い切れない部分はありますが、使い方・収納物を詳しく見ていくと明らかに屋外コンテナ・屋内トランクの特性を意識した使い方をしている人が多いことがわかります。
やはり屋外コンテナか屋内トランクかは、トランクルームの選び方において非常に重要な要素の一つになっているようです。

屋外コンテナの収納物は自転車・バイク等大きなものが特徴的

次は、屋外コンテナの利用者がどんなものを収納しているのか、具体的に見ていきましょう。
屋外コンテナの収納物のアンケート結果をまとめています。

ポイント1:「衣類・靴・バッグ」と「家具・家電」はトランクルームの2大定番

グラフからわかるように、「衣類・靴・バッグ(1位・42.6%)」「家具・家電(2位・40.7%)」の2項目が突出しています。これらは前回もご紹介したとおり「トランクルームに収納する2大定番」として、屋外コンテナ・屋内トランク問わず多くの方が収納しています。
つまり、自宅において「衣類・靴・バッグ」と「家具・家電」の収納スペースが不足していることが多く、家をスッキリさせたい場合に重点的に整理したいキーアイテムと言えるでしょう。

ポイント2:屋外コンテナは「自転車・バイク」と「自動車等パーツ」の収納に便利

屋外コンテナの特徴として注目すべきは「自転車・バイク(3位・21.6%)」と「自動車等パーツ(4位・16.0%)」です。
屋外コンテナの広いスペースを活かし、大きな自転車・バイクの駐輪や、自動車等のパーツ・メンテナンス道具等を収納している人が多いようです。

中でも特に「自転車・バイクは、トランクルーム自体を日々の駐輪場として利用するのが主流になっているようです。となると、やはり出し入れをしやすい屋外コンテナが使いやすくなりますね。

ポイント3:屋外コンテナは屋外で使う大きなものを収納しやすい

続いて、屋外コンテナでの収納が屋内トランクに比べ特に多いものだけをピックアップします。(屋内トランクの詳しい結果は後ほどご紹介します。)

先ほどご紹介した「自転車・バイク」と「自動車等パーツ」が屋内トランクより屋外コンテナの割合がぐんと高くなっていることがわかりますね。
そして「アウトドア用品」「スポーツ用品」、工具・機器・資材等の「仕事道具」や「DIY用品・工具」も屋外コンテナのほうが高い割合になっていました。
共通点としては、屋外(自宅外)中心で使う大きなものを屋外コンテナに収納する人が多いようです。

具体的な収納物の例
・自転車
・スタッドレス等のシーズンタイヤ
・キャンプ用具
・スキー・スノーボード
・サーフボード
・ゴルフバッグ

 

意外な収納物の例
・ドラムセット
・両親の思い出の家具
・アイドル応援グッズ
・飼い猫のキャリーケース
・農機具
・ジオラマ

総合的に見ると屋外で使うもの・家に置いておくには大きすぎるもの・もし庭先に置物があったら入れるものという3つの視点に当てはまるものを屋外コンテナに入れるという傾向があるようです。

屋外コンテナはすぐ近くまで車を入れられるので、大きく重いものを運び込むのに適していると言えるでしょう。

屋内トランクの収納物は衣類・家具・家電・書籍等の品質保持が気になるもの

続いて、屋内トランクの利用者がどんなものを収納しているのかを見ていきましょう。屋内トランクの収納物のアンケート結果をまとめています。

ポイント4:屋内トランクは屋外コンテナより小ぶりのものが収納される傾向あり

上記でご紹介した「2大定番」である「家具・家電(1位・48.6%)」「衣類・靴・バッグ(2位・45.7%)」が突出していますが、そのあとは屋外コンテナに収納されたものとラインナップが変化し、家に収納しきれない大きなものだけでなく小ぶりなものも多い傾向にあることがわかります。

アンケートからわかるのは、屋内コンテナは「追加のクローゼット」という感覚で、自宅にあるものを新しいクローゼットに移動するイメージで利用する傾向にあるということです。

屋外コンテナの場合は「そもそも自宅に置いておきづらい」ものを収納するケースが多かった一方で、屋内トランクは「もともと自宅にあったものをスッキリさせるために移す」という感覚が収納物にも反映されていると言えるでしょう。

ポイント5:2大定番「家具・家電」「衣類・靴・バッグ」は屋内がより好まれる

続いて、屋内トランクでの収納が屋外コンテナに比べ特に多いものだけをピックアップします。

このように比較してみると、「2大定番」である「衣類・靴・バッグ」と「家具・家電」は両方とも屋内トランクの方が高い割合であることがわかります。

アンケートを詳しく見ていくと、屋内トランクのほうが継続して長期保管することを目的にしている傾向があり、品質保持のために、より自宅に近い屋内環境で保管したいと考える人が多いと言えそうです。

ポイント6:「書籍」「趣味のコレクション」「書類」も保管環境に配慮し長期保管

衣類や家具・家電の他に保管環境に配慮したいものといえば「紙」が挙げられます。
品質が良い状態で保管したい「書籍」「書類」は屋内トランクがより好まれ、「趣味のコレクション」や作品についても、屋内環境での保管を望む人が多いようです。

具体的な収納物の例
・オフシーズンの服
・着物
・扇風機
・ストーブ
・アルバム
・法定保存文書

 

意外な収納物の例
・子供の昔の教科書
・防災グッズ
・フィギュア
・マッサージチェア
・引出物等の贈答品(もらったがあまり使わないもの)
・映画のパンフレット

屋内トランクに収納するものを総合的に考えると、普段自宅にある比較的小ぶりなもの・保管環境に配慮して長期保管したいもの・もし家にもう一つ収納用のクローゼットがあったら入れるものという3つの視点に当てはまるものが多い傾向があるようです。
もちろん屋内トランクでもスペースに応じて大きなものも入れられるので、何を収納したいかを具体的に考えた上で便利に使えるトランクルームを選ぶのがおすすめです。

調査結果を受けてのまとめ

今回は、屋外コンテナと屋内トランクで収納物が変わるのかを調査し、ユーザーが屋外コンテナ・屋内トランクの特性を生かし、どのようにトランクルームを活用しているのかを探りました。
屋外コンテナは収納スペースの広さを活かし、主に屋外で使う大きなものを収納する傾向にありました。
一方、屋内トランクは「もう一つのクローゼット」として普段自宅にあるものを移して、保管環境に配慮し長期に保管する傾向にありました。
あなたのトランクルームに求めるニーズをもう一度整理して、屋外コンテナ・屋内トランクそれぞれの良さと照らし合わせて選べば、より快適に活用することができるかもしれません。

【調査概要】

調査対象:トランクルームを利用したことがある、または利用していた方
回答数:300サンプル
回答期間:2021年4月21日から5月21日までの1か月
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ※注意※
トランクルームの用途および収納できる物品はトランクルームごとに定められている場合があります。利用時には規約をよく確認し、周囲の利用者に配慮の上ルールを守ってご利用ください。

 

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