冬服から春服への衣替え!厚手が多い冬服の収納はどうする?

2022.03.15

特に厳しかった冬の寒さも少しずつ和らぎ、暖かい春を感じるファッションが華やかな色づかいで店頭を飾るようになりましたね。そんな時に考えるのが「冬服から春服への衣替え」。冬服はコート・ジャケットやニット等、厚手のものが多く、冬服をしまうと一気に収納が圧迫されると感じる方は多いはずです。そこで今回は、アンケートをもとに、冬服から春服への衣替え事情を掘り下げます。あなた自身の衣替えと照らし合わせながら、活用できそうな収納アイデアを是非見つけてみてください。

冬服から春服への衣替えは大変!

アンケートでは始めに、冬服から春服への衣替えは大変と感じるかを尋ねました。

冬服から春服への衣替えを大変と感じる方は34.8%という結果になりました。毎年恒例のことではありますが、3割を超える方が冬から春への衣替えを大変だと感じているようです。

この後さらに掘り下げてその理由を聞いてみると、大変だと感じている方はもちろん、そうでない方にも共通して課題となる問題がたくさん出てきました。詳しく見てみましょう。

冬から春への衣替えを大変と感じる理由は?

冬服から春服への衣替えが大変と感じる理由は実に様々なものがありました。

冬服がかさばるからこそ様々な問題が

最も多く意見が挙がったのは「冬服がかさばる(32.4%)」でした。かさばることが原因で、さらに2つの大きな問題が引き起こされていることがわかりました。

1つ目は「取り扱いが大変」であることです。具体的にはまず「出し入れが大変(26.6%)」という意見が多くみられました。重く分厚い服を収納するのはなかなか「作業が重労働(5.0%)」ですし、何より、かさばるからこそ元々入っていた場所になぜかうまく入らなくて苦労するという声が数多くありました。また「洗濯が大変(10.8%)」という意見を詳しく見ると「かさばって一度にたくさん洗えない」「分厚くてなかなか乾かない」という悩みが多く挙がりました。

2つ目は「収納場所確保が大変(20.9%)」であることです。特に、アウターを買い足したり冬服が増えたとき等、置き場所が取りづらくなることもあります。もちろん、春・夏・秋の間ずっと冬服が収納場所を占め、収納スペースを圧迫している状況がよく起こっています。冬服をしまう際、収納スペースが圧迫されないように圧縮袋を使う場合も見られますが「圧縮作業をするのが大変(4.3%)」という意見も挙がりました。

冬服だからこそ起こる大変さがある

冬服をしまうからこその大変さを挙げた方も多く見られました。

特に第3位の「クリーニングが大変(22.3%)」では、コートやニット等、冬服をしまう前にクリーニングが必要なものが多い状況が浮かび上がりました。クリーニングに出す際の服の持ち運びや、出来上がり時に受け取りに行く大変さ、クリーニング費用がかさむという金銭的な理由まで、何かと大変と感じる場合が多いようです。

また「寒暖差で(冬服をどこまで)しまうか迷う(18.7%)」という状況はきっと誰しも経験があるでしょう。暖かくなってきて、今年はさすがに分厚い冬物は使わないだろうと片付けてしまったのに、また急に寒くなって震え上がるということもよくあります。そうならないためにも、春にも使える冬服を残したり、段階的に何度も衣替えするという意見もよく見られました。この状況が原因で「作業に時間がかかる(7.2%)」と感じる場合もあるようです。

衣替えするのに手間のかかる服は?

次に、衣替えの際に手間がかかると感じる衣類は何か訪ねてみました。

アウターが断トツでトップ

最も多く意見が挙がったのは「アウター(73.0%)」でした。分厚い・かさばる・洗濯しにくい・畳んで収納しにくい等、寒い外気から身体を守る特別な材質だからこその扱いづらさを感じる方が多いようです。

ニットは丁寧なケアが必要

第2位の「ニット(46.0%)」は防虫ケア・毛玉のケア・毛糸が周囲に引っかからない保管の仕方等、丁寧なケアが必要です。品質面では、例えば家で洗濯する場合に柔軟剤で繊維の質感をケアしているかどうかで、ニットが固くならず見栄えも着心地も大きく変わります。

暖かく便利なニットですが、ベストな状態で長く着るために必要な作業は確かに多いと言えそうです。

収納する前、クリーニングに出す?自分で洗濯?

続いて、冬服を衣替えで収納する前にクリーニングに出すのか、自分で洗濯をするのかを尋ねました。

6割以上(64.5%)が冬服の一部をクリーニングすると答えました。具体例には、洗濯機で洗えないアウター・ニット・学校制服の冬服等はクリーニングに出し、トレーナーや長袖Tシャツ等は自宅で洗濯するというケースが多いと言えるでしょう。

また、約3割(30.8%)は全て自宅で洗濯すると答えています。全てクリーニングに出すと答えたのは4.8%でした。

クリーニング・洗濯後の収納方法

次に、クリーニングや洗濯をした後に冬服をどうやって収納しているのか尋ねました。

ハンガーにかけるものと畳むものに分ける傾向

一番多かったのは「ハンガーにかけて収納する(44.0%)」でした。コート・ジャケット等の分厚い素材・長めの丈の服等は折り畳まずにハンガーにかけて保管することでベストな状態を保てます。また単純に、生地の厚さの問題できれいに畳めないこともあります。メインとなるコートやジャケットを中心に、冬服はハンガーにかけて収納する方が多いようです。ここで注目すべきは「分厚い服をハンガーにかけて収納するとシーズンオフに一定の場所をとり続ける」ことです。

また、アンケートでは一部ハンガーにかけて収納すると同時に、折り畳んで収納もするというパターンがほとんどでした。特に多かったのが「ハンガー+衣装ケース」または「ハンガー+洋服ダンス」のパターンです。洋服専用の収納棚やケースを用意している場合が多いですが、クローゼットや押し入れに作り付けの棚がある場合はその棚に直接畳んで入れるパターンもあるようです。

カバーや袋を活用して保管

次に注目したいのは、保管時に服にかけておくカバー・服を入れておく袋です。服を保護する・便利に収納するという2つの目的で利用している方が見受けられました。

服を保護する目的では「カバー・収納袋(10.3%)」「クリーニングの袋(4.8%)」が挙げられますが、ハンガーにかける服のカバーに関して興味深い傾向がありました。

「クリーニングの袋(4.8%)」と答えた方は全てクリーニングから持って帰ってきた状態のまま、ナイロン袋のカバーもそのままにしてハンガーにかけて保管していました。クリーニングできれいに仕上がったベストな状態をそのままキープするという考えで、中にはクリーニングタグを着る直前まではずさないで保管するマイルールがあるという回答もありました。

もう一方で、クリーニングの袋は必ず外して風通しし、自宅のハンガー用カバーをかけ直すという意見も多く、この2つの方法で意見が分かれました。共通するのは、クリーニングに出したものはハンガーで保管する傾向にあるという点でした。

袋のタイプでは、例えば周囲のものが当たってニットに引っかからないように保護する不織布の袋等、服を守りつつそのまま収納に使える袋を活用している方が頻繁に見られました。また、冬服はかさばるので「圧縮袋(6.5%)」を使って収納スペースを節約するのは必須という意見や、服の状態を崩さずに圧縮するのがかなり大変という意見も多く見られました。

デリケートな素材の冬服を保護する・圧縮してかさを減らすという点から、冬服だからこそ収納袋が使われる場合が多いと言えるでしょう。

冬服の主な収納場所は?

続いて、前述の冬服の収納方法を踏まえ、最終的に服が収納される場所について尋ねました。

ハンガーにかけて収納できるクローゼットが人気

収納方法で一番多かった、ハンガーにかける収納が可能な「クローゼット(58.5%)」が突出していました。「タンス・棚・引き出し(25.5%)」は服を畳んで収納することはもちろん、タンスの上部等、一部ハンガーがかけられる場合もあって人気です。

クローゼットや押し入れに衣装ケースを保管

「クローゼット」や「押し入れ(15.8%)」は、畳んで入れる服の場合、直接収納するよりは服を収納した衣装ケースや棚が中にある場合が多い傾向にありました。

一方で、ここのグラフでの「収納ボックス・衣装ケース(17.3%)」は、部屋のすみ等に直接収納ボックスや衣装ケースがあると判断される場合の数値になっています。

冬服の収納スペース確保は大変!トランクルームの活用状況は?

これまで見てきた通り、冬服は厚くかさばること・ハンガーにかけて収納するニーズが高いこと等から、収納スペースを大きく圧迫することがわかりました。しかも、シーズンオフの間じゅうスペースを占有し続けることになります。

ここでは、冬服の収納に困っているかと、トランクルームの活用状況に注目します。

冬服の収納に困っている人は約4割

まず、冬服の収納スペースが足りずに困っている方はどれくらいいるのでしょうか。

アンケートでは約4割(39.5%)の方が冬服の収納先に困っていると答えました。毎年同じ場所に戻すのが恒例とはいえ、やはり、新しい冬服が増えたり、必ずしも増えた分だけ古い服が処分できるとは限らない状況もあるでしょう。そして、しまっておいた春服を出したところにボリュームのある冬服をしまう場合は特に、一気に収納スペースの圧迫を感じがちなことも大きな要因でしょう。

約1割がトランクルームを検討

次に、トランクルームの利用を検討した方のに注目してみましょう。

冬服の衣替えの際にトランクルームの利用を検討したことがある方は9.8%でした。可能な限り自宅内で済ませようという意識や、そもそもトランクルームを使う発想がないこと、トランクルームの保管環境のイメージがわかない・不安なこと等から、少ない割合で止まっていると言えます。

トランクルームを検討した人のうち実際の利用は1割未満

続いて、トランクルームの利用を検討した方の中で実際に利用した人に注目してみましょう。

トランクルームを実際に利用した方は7.7%でした。割合は低いものの、実際に利用した方からは便利に使えたという声が届いていますので詳しく見ていきましょう。

トランクルームを利用している人の意見

ここでは、実際にトランクルームを利用した方の声をご紹介します。

User’s Voice

“もちろん家にも冬服は置いておきますが、かさばるものを送って、ほんの少でもスペースが出来るとスッキリします。トランクルームは手軽に利用出来ます。自宅に取りに来てくれるので。”
(50代・パート)

“普段、自宅に冬服を収納するのは、しまう作業が大変に感じますが、トランクルームはとても広くていいです。”
(30代・営業)

 

一つ目のご意見のように、冬服がかさばったり重かったりしてトランクルームに運び込む・取り出すこと自体が大変な場合は、お荷物運搬サービスを利用することで自宅にいながら荷物の出し入れができるのが魅力です。生活空間は圧迫されず、空いた収納スペースを様々な用途に使用可能になります。

もちろん、荷物の保管環境・防犯の対策にも注力し、大切なお荷物を安心してお預けいただけます。

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、冬服から春服への衣替えでの収納方法とトランクルームの活用についてお話しました。

年に数回ある衣替えですが、やはり冬服を収納する春の衣替えが一番大変と感じるのではないでしょうか。「冬服はかさばる」ことによる様々な問題や、急な気温の変化によるタイミングの難しさ等何かと大変です。

中でも多くの家でネックとなる冬服の保管場所の自由度を上げ、自宅のスペース活用の選択肢を広げてくれるのがトランクルームです。限られたスペースに頑張って詰めようと無理することなく、奥の方にしまって出しにくくなる等の悩みも解消されます。シーズンオフの冬服がスッキリするだけで、あなたのご自宅もゆとりが増えて快適になるかもしれません。

トランクルームの保管環境やイメージが不安な方は、トランクルームの公式HPでぜひサービスを知ってみてください。下記のコラムでも、トランクルーム未経験のユーザーのイメージ・不安の内容と、それらを解決するトランクルームのサービスをご紹介しています。

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年2月18日から2月23日までの6日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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