家具・家電の買い替え時に古いものの置き場所をどうしている?処分までの置き場所調査

2023.12.26

あなたは家具や家電を買い替え、それまで使っていた古いものを自分で処分したことがありますか。処分までタイムラグができ、保管することになった経験はあるでしょうか。年末年始や新年度を機に、これから家具・家電を買い替える方が多くなる季節になります。そこで今回は家具・家電の買い替えと処分についてアンケート調査しました。下取りができない時・処分まで時間がかかりそうな時・まだ使える家具・家電をどうするか悩む時、回答者の皆様はどのように対処したのでしょうか。保管の不便さをできるだけ避けながら賢く対処する方法について考えていきましょう。

家具・家電等の買い替え時に古いものの置き場に困った方は約8割

今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(39.3%)における結果を中心に分析していきます。

アンケートでははじめに、家具・家電等の買い替え時に古いものの置き場に困ったことがあるか尋ねました。

今回のアンケートでは家具・家電等の買い替え時に古いものの置き場に困ったことがあると答えた方は約8割(関東76.4%・全国80.8%)で、全国は関東より若干高い割合でした。

関東の地域別では、埼玉県(83.9%)・千葉県(79.3%)で家具・家電買い替え時に古いものの置き場に困った方が多く、中でも埼玉県南部(85.7%)で特に高い割合でした。

また、関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、単身向けマンション(85.7%)・ファミリー向けマンション(78.4%)・戸建(74.2%)の順に高い割合でした。

買い替え時の古いものをどう処分した?

大多数の方が家具・家電等の買い替え時に古いものの処分に困った経験がありました。もう使えない・まだ使える家具・家電に分かれるとはいえ、処分には何かと大変なことがあるようです。

そこで、アンケートでは次に、買い替え時の古いものの処分方法について尋ねました。

自治体粗大ゴミでの処分と購入店での下取りが主流

関東・全国とも第1位は「粗大ゴミとして自治体にて回収(関東72.4%・全国75.0%)」でした。

関東の地域別では千葉県北部(85.7%)・神奈川県東部(84.2%)・東京都23区外(81.8%)で高い割合でした。

自治体による粗大ゴミとしての引き取りはさまざまなスタイルがありますが、自宅前や近隣・マンションのゴミ回収場所等、自宅から近い慣れた場所で処分できることが多いのがメリットです。回収センターへの持ち込みをするケースもあります。

また、有料回収の場合も多いですが、公共サービスのため費用が抑えられている傾向にあるでしょう。

回収指定日まで出せない場合もあり、それまで自宅保管が必要な場合があります。家具・家電は大きくかさばるものが多く、場所をとって不便な場合や、廊下に置かざるを得ない場合等に動線を邪魔してしまうこともあります。

次いで関東・全国とも第2位は「買い替え購入店の下取り/引き取り(関東43.9%・全国46.6%)」でした。

関東の地域別では千葉県東部(75.0%)で突出して多かった他、埼玉県北部(50.0%)・東京都23区外(50.0%)で高い割合でした。

下取り/引き取りを新しい家具・家電の購入店で行ってもらうと、安心な方法で処分できる他、下取りによる割引等で新しい家具・家電がお得に買えたり、処分費用が抑えられること等がメリットです。

一方で、新しい商品の納品まで下取りできないことや、下取り日程がずれることもあり、使えない家具・家電なのに場所をとってしまうケースもあるでしょう。

回収・リサイクルや継続保管する方も

第3位以降は、さまざまなスタイルの回収やリサイクルが続きます。

関東・全国第3位は「不用品回収業者へ依頼(関東24.4%・全国23.2%)」でした。

関東の地域別では千葉県東部(50.0%)・東京都23区内(33.3%)・東京都23区外(27.3%)で高い割合で、関東の都市部地域ほど不用品回収業者利用のニーズが高い傾向がありました。

都合の良い日程で予約できるため、自治体回収等ならば仕事を休んで対応せざるを得ない状況等でも、業者に頼むことで解決できる場合もあります。ただ、業者や内容によっては処分費用が多くかかったり、繁忙期にはなかなか予約が取れず自宅保管の時期が長くなるケースもあるでしょう。

家具や家電を新調後も、従来使っていたものがまだ使える場合等は、次の方に使ってもらえるような方法を取る方も多く見受けられました。

・リサイクルショップ等へ売る(関東19.5%・全国22.9%)
・人へ譲る(関東14.6%・全国19.2%)
・フリマアプリ等を利用(関東8.9%・全国9.5%)

手放すと決めた後もまだ使えるものを大事にすることは、ものを大切にし、環境にも良い選択肢だといえます。どの方法も、手渡すことのできる日程まで自宅保管が必要になり、やはり場所を取ってしまうこともあるでしょう。

なお、まだ使えるものについて2割強が「処分せず保管(関東22.8%・全国23.2%)」していることがわかりました。またいつか使えるかもしれず、保管により再活用へとつながることもありますが、そのまま使う機会がなく、場所を取ってしまう場合もあるでしょう。

古いものは処分までどこに保管?

使わなくなった家具・家電を継続保管する場合はもちろんですが、処分・譲渡する場合にも、そのタイミングまで保管が必要になる場合が多いことがわかりました。

そこでアンケートでは、処分するまで古いものはどこに保管するかを尋ねてみました。

空き部屋等の日常で使わない場所に保管

関東・全国とも第1位は「空き部屋/空きスペース(関東45.7%・全国45.9%)」でした。

関東の地域別では神奈川県東部(59.1%)・東京都23区外(54.2%)・埼玉県南部(53.8%)で高い割合でした。

生活で頻繁に使わない空間に保管することで圧迫感や不便さが減るものの、スペースが限られた都市部の住居では空き部屋や空きスペース自体が取りづらい場合も多いと考えられます。

また、関東・全国とも第3位の「元の場所にそのまま(関東18.1%・全国13.5%)」置いておくのが一番場所を取らないという意見もありました。

関東の地域別では、埼玉県北部(66.7%)で突出して多かった他、千葉県湾岸部(37.5%)でも高い割合でした。

また、自宅の外に保管することで生活スペースに影響が出ないようにしている方も見受けられました。

関東第4位・全国第3位の「庭など自宅の外部分(関東5.1%・全国7.5%)」に置く方法では、外の雨や湿気・汚れ等に配慮は必要にはなるけれど自宅スペースは圧迫されないで普段通りの生活ができます。

また、関東・全国とも第6位の「トランクルームを利用(関東0.7%・全国0.6%)」する方法では、自宅内や庭等のスペースを圧迫せず処分日まで便利に一時保管できることがメリットです。また、近年は荷物運搬サービス等が充実して、トランクルームに運ぶ手間なく保管できたり、回収先にトランクルームまで取りに来てもらうことで自宅の生活に影響が出にくいことも魅力的なポイントと言えるでしょう。

また、必要最低限の期間・荷物が保管できる必要最低限のスペースにしぼることでコストパフォーマンスよく保管することが可能です。

生活に使うスペースを圧迫する場合も

生活で使っているスペースにやむを得ず保管するケースも数多く見受けられました。まず、関東・全国ともに第2位の「クローゼット/押入れ(関東21.7%・全国24.3%)」は、他の荷物と一緒に収納スペースに保管するという方法でした。

関東の地域別では、神奈川県西部(66.7%)・東京都23区外(29.2%)で高い割合でした。

収納スペースにおさまることで生活空間において邪魔になることは少ないものの、古いものが収納スペースの中で場所を取って他の荷物が出し入れしにくくなったり、他の荷物がいっぱいの収納スペースに何とか古いものを入れるという場合もあります。

また、関東・全国ともに第4位の「廊下(関東8.7%・全国5.8%)」という意見もありました。部屋の中でスペースを取ることはないものの、一時的とはいえ、廊下に家具や家電を置いておくことで移動の邪魔になったり、子供がいる場合等は特に、危ない状態になる場合もあります。

関東の地域別では千葉県北部(25.0%)・千葉県湾岸部(12.5%)・埼玉県南部(11.5%)で高めであり、都市部の住宅においては廊下でしか保管しにくいケースがある実情が浮かび上がりました。

古いものを最長保管した期間

使わなくなった家具・家電は、処分する際にも一時的に保管が必要な場合が多く、その保管場所は自宅内・庭等の屋外ともに場所を取ったり保管に気を遣ったりすることが多いことがわかりました。そこで考えたいのが「一時保管期間の長さ」です。

そこで、アンケートでは次に、古いものを処分するまでに最長どのくらいの期間保管していたかを尋ねてみました。

古いものを処分するまでに保管した最長期間で最も多かったのは「1年以上(関東29.3%・全国25.1%)」で約3割でした。「1年程度(関東6.8%・全国5.9%)」と合わせて、年単位で保管していた方は関東36.1%・全国で30.1%で、関東においては4割弱でした。

数日から1週間程度で済んだ方は約2割(関東23.3%・全国21.7%)にとどまり、約8割は数週間以上の保管を経験していることがわかりました。

使わない家具・家電等が自宅にあると特に、保管期間が数日でもスペースを圧迫したり邪魔になったりしがちですが、それより長い期間、中には年単位で保管し続ける必要があるケースは多いようです。

特に、処分日程が希望と合わない・もらい手がなかなか見つからない・下取りの順番待ちが長い・他のものとまとめて処分したい・使えるか再度検討したい・忙しくて処分作業が後回しになる等で期間が延びるケースが多々見られました。

長期保管していて困ったことがあった方は約7割

使わない家具・家電を数週間以上、中には年単位で保管する方が多いことがわかりましたが、アンケートでは処分予定の家具・家電を長期保管したことで困ったことがあるかを尋ねてみました。

処分予定の家具・家電を長期保管したことで困ったことがあると答えた方は関東で約7割(68.7%)でした。全国でも6割を超え(63.6%)、半数を大きく超える割合の方が処分予定の家具・家電の長期保管で困った経験があることがわかりました。

関東の地域別では千葉県(82.6%)・埼玉県(80.8%)で処分する家具・家電の長期保管で困ったことがある方の割合が特に多く、詳細エリアでは東京都23区外(81.8%)でも多く見受けられました。自宅スペースが限られやすい関東都市部では家具・家電の長期保管が困りごとにつながりやすい傾向があるようです。

また、関東の住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくとファミリー向けより単身向けの住居で困った経験が多い傾向にあり、単身向けマンション・単身向けアパートでそれぞれ75.0%でした。ここでも、自宅スペースが狭い住居では家具・家電の長期保管が問題となりやすい傾向があるといえそうです。

アンケートでは具体的な困りごとについても尋ねました。

【処分予定の家具・家電を長期保管したことで困ったこと】
・第1位 部屋や廊下など狭くなった(関東57.8%・全国55.0%)
・第2位 クローゼット/押入れが狭くなった(関東25.6%・全国28.0%)
・第3位 処分する際の運搬が大変になった(関東8.9%・全国9.6%)
・第4位 保管したまま取り出しづらくなった(関東5.6%・全国5.0%)

・(その他 関東2.2%・全国4.4%)

1・2・4位が家具・家電の保管によりスペースが圧迫されたり、保管物が日々の生活と共存しにくいことによる悩みでした。

使わなくなった処分予定・次に使う用途が決まるまでしばらく使わない家具や家電を一時保管するなら、保管場所の第6位にも登場したトランクルームを利用する方法があります。

使わない家具・家電等をトランクルームに一時保管するメリットとしては、

・自宅のスペースを圧迫せずに処分日まで一時保管できる

・保管物が日々の生活の障害物とならない

・雨風から荷物を守ることができる

・必要最低限の期間・スペースにしぼることで利用料金を抑えられる

・荷物運搬サービス等を活用すればトランクルームに運ぶ作業をプロに任せて保管できる

・回収先にトランクルームまで取りに来てもらうことで自宅の生活に影響が出にくい

・これからもまた使うかもしれない場合、自宅の収納に場所を取ることなく必要な時まで保管できるので「場所を取るからやむなく処分する」必要がなくなる

というさまざまなポイントがあります。

自宅荷物の収納スペースを増やすのに活躍するイメージの強いトランクルームは「必要な期間だけ一時的にものを置いておく」という用途にも非常に便利に活用できるのです。

 

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古い家具・家電の置き場に困った方が多いエリアにも!
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千葉県市川市
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処分予定の家具・家電の長期保管で困った方が多いエリアにも!
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東京都武蔵野市
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調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、家具・家電の買い替えに伴う古い家具・家電の処分と困りごとについてお話しました。

アンケートでは使わなくなった家具・家電の置き場に困った方は約8割で、大多数の方がこの問題を経験していました。粗大ゴミ・下取り・リサイクル・保管等さまざまな処分方法があるものの、処分日まで数週間から年単位まで長い期間保管する必要があったケースは約8割でした。

また、生活スペースや収納スペースへの圧迫等、使わない家具・家電の長期保管で困りごとがあった方は約7割にのぼりました。

荷物の一時的な保管場所が必要なとき、トランクルームを利用すると必要なスペースを必要な期間だけプラスでき、コストパフォーマンスの良さも期待できます。

新年や新年度は家具・家電の買い替えも多い季節です。生活スタイルの変化によって家具・家電の処分が必要になる方も多いかもしれません。是非トランクルームを活用して、荷物の一時的な保管をより便利で快適にしてみませんか。

 

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2023年11月20日から11月23日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査

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