東京では五月人形や鯉のぼりは飾りにくい?東京都の端午の節句飾り事情

2023.04.10

桜の季節が過ぎ、瑞々しい若葉が輝く季節になってきました。そろそろ端午の節句の飾りを準備する方は多いのではないでしょうか。すがすがしい季節を感じながら、鯉のぼりや五月人形等を飾って子供の健やかな成長を願う端午の節句は、大切にしたい日本の年中行事の一つです。そこで今回は、端午の節句の飾りつけについてアンケートを行いました。中でも今回、東京都における端午の節句の飾り事情が全国と比較して傾向が異なる傾向があり、その点に注目してお話していきます。限られた自宅スペースでも端午の節句の飾り付けをしっかりしたいと考えている方には特に参考となるトピックをたくさんご紹介します。

端午の節句の飾りを飾る?

今回のアンケートは、全国にお住まいの方を対象に行い、特に東京都の結果に注目し全国の結果と比較して分析していきます。

はじめに、端午の節句の飾りを飾っているかについて尋ねました。

今回のアンケートでは、端午の節句の飾りを飾っていると答えた方は全国で44.5%に対し、東京都では35.6%で8.9%低い割合でした。詳しく見ていくと、東京23区内にお住まいの方では37.9%、東京都のその他地域では33.3%で、東京都のその他地域において特に割合の低さが顕著でした。

東京都内において端午の節句の飾り付けをする割合が低い背景にはどのような事情があるのでしょうか。注目しながらアンケートを紐解いていきましょう。

五月人形を飾る人が多数

アンケートでは次に、端午の節句に何を飾っているかを尋ねました。

五月人形を飾る方が約半数

最も多かったのは五月人形で、全国で57.3%・東京都で47.6%でした。全国・東京都の両方で五月人形を飾るという意見が最も多いという結果になりました。

詳しく見ていくと、東京23区内では45.5%・東京都のその他地域では50.0%で、東京23区内においては五月人形を飾っている割合が低めであることが分かりました。

東京都では鯉のぼりが好まれる

鯉のぼりを飾っている方の割合は全国で30.9%・東京都で42.9%でした。全国と比較して、東京都では鯉のぼりがより好まれていることが分かりました。

詳しく見ていくと、東京23区内では鯉のぼりを飾っている方は45.5%五月人形を飾るという方と全く同じ割合であり、東京都のその他地域では40.0%で、東京都においては鯉のぼりが好まれ、中でも東京23区内でその傾向が顕著であることが分かりました。

なお、五月人形・鯉のぼり両方を飾るという方の割合は全国9.6%・東京都9.5%でほぼ同じ割合でした。

端午の節句の飾りはどこに飾る?

アンケートでは次に、端午の節句の飾りをどこに飾っているかを尋ねてみました。

家族が集うリビング・床の間が多い

最も多かったのは「リビング(全国43.8%・東京都57.1%)」でした。

どの地域でもリビングが1位ですが、東京都内で特に高い割合となり、東京23区内では45.5%・東京都のその他地域では70.0%で、東京都のその他地域においてはリビングが圧倒的に高い割合であることが分かりました。

2番目に多かったのは「床の間(全国21.3%・東京都23.8%)」でした。

東京都内で若干高い割合となり、東京23区内では27.3%・東京都のその他地域では20.0%で、東京23区内で高めの割合であることが分かりました。

リビング・床の間とも屋内かつ家族が集まる場所であることが共通しており、家族みんなで端午の節句を祝う家庭が多いことが分かります。

東京都では屋外飾りが少ない

一方、屋外部分の「ベランダ・バルコニー(全国18.0%・東京都14.3%)」・「庭(全国11.2%・東京都4.8%)」はともに東京都が低い割合となりました。

ベランダ・バルコニーは東京23区内では18.2%で全国値と大差はありませんでしたが、東京都のその他地域では10.0%で東京都のその他地域においてベランダ・バルコニーに飾る方が少ない割合であることが分かりました。

また、庭に飾る方は東京23区内では0%・東京都のその他地域では10.0%で、東京都においては庭に飾る方はごく少数であることが分かりました。

東京都ではベランダ・バルコニーに飾り付けをする余裕のある家や、庭のある家が少ないことが大きく影響している結果であるといえそうです。

五月人形や鯉のぼりを飾らない理由

東京都における傾向から、端午の節句の飾り付けの状況は自宅の構造や広さの影響を受けていることが推測されます。

そこで、五月人形や鯉のぼりを飾らない理由について詳しく尋ねてみました。

飾る場所・収納場所の不足は東京都で顕著

最も多かったのは「飾る場所がない(全国61.1%・東京都77.1%)」でした。

どの地域でもこの理由が1位ですが、東京都内で割合が高く、東京23区内では70.6%・東京都のその他地域では83.3%で、東京都全般、中でも特に東京都のその他地域において飾る場所の不足が特に深刻であることが分かりました。

3番目の理由は「収納スペースがない(全国26.0%・東京都37.1%)」で、東京都における割合の高さが顕著でした。

東京23区内では47.1%・東京都のその他地域では27.8%で、東京23区内で収納スペースの不足が深刻であることが分かりました。

飾る場所・収納する場所の不足は全国共通して多い困り事ですが、中でも東京都ではスペース不足が問題となっているケースが多いといえそうです。

全国では片付けの大変さも大きな理由に

2番目に多かった意見は「片付けるのが大変(全国45.2%・東京都34.3%)」でした。

出し入れやお手入れの大変さが理由で端午の節句の飾りをしていない方が多く、全国では高い割合になりました。

収納スペースがあれば飾りたい?

東京都において端午の節句の飾り付けをする方の割合が少ない背景には自宅スペース・収納スペース不足が大きく影響しているようです。

そこで、この問題をより掘り下げるために、アンケートでは、収納スペースがあれば端午の節句飾りを飾りたいと思うかどうかを尋ねました。

アンケートでは、東京都にお住まいの方で収納スペースがあれば端午の節句飾りを飾りたいと答えた方は4割超(42.4%)でした。

東京23区内では48.3%・東京都のその他地域では36.7%で、ここでも特に東京23区内で収納スペースの不足が問題となっていることが分かりました。

また、全国でも50.0%の方が収納スペースがあれば端午の節句飾りを飾りたいと答えており、全国的にも収納スペースの不足が端午の節句の飾り付け事情に大きく影響していることが分かります。

トランクルームがスペース不足の打開策に

収納スペースの不足を解消したい時、また、居室スペースの荷物を出来るだけ少なくしてより広く使いたい時、トランクルームを利用するという方法もあります。

例えば、端午の節句飾りや雛人形・クリスマスツリー等の季節の飾りやシーズンオフの衣類・家電、使用頻度は低くても持っておきたい荷物等をトランクルームに置いておくことで収納スペース・居室スペースが広々とし有効活用できます。

アンケートでは、収納スペースがあれば端午の節句飾りを飾りたいと答えた方を対象に、トランクルームを利用する方法が「あり」だと感じるかを尋ねました。

アンケートではトランクルームを利用する方法を良いと感じた方は東京都で4割(40.0%)でした。全国でも28.0%の方が「あり」と評価しました。

トランクルームが自宅のスペース不足の打開策になると考えている方は多く、特に東京都ではトランクルームを良い方法と考えている方が多いようです。

アンケートではトランクルームを利用する方法を良いと感じる方に、魅力的だと感じる理由を尋ねてみました。意見を抜粋してご紹介します。

User’s Voice

◆端午の節句飾りは1年に1回しか使わないのにとにかく場所をとる

“主人の実家から立派すぎる五月人形を貰ったので飾っているのですが、屏風や台座が大きい、兜や鎧のフルセットなので付属品も多く収納の段ボールが大きい。クローゼットしかない我が家では収納場所に正直困ります。”
(30代・主婦)

“五月人形は段ボール3つで大きくてかさばります。一年に一度しか使わないので預けられるとうれしいです。”
(60代以上・専業主婦)

“1年に1回しか使用しないのに自宅の収納スペースを圧迫するからです。”
(40代・会社役員)

◆飾る場所の捻出や出し入れしやすくするのにも有効

“飾るスペースは今あるものをトランクルームに入れて確保することもできるので”
(30代・会社員)

“収納にスペースができることで出し入れがしやすくなり億劫な気持ちが軽減されると思うからです。”
(20代・無職)

◆トランクルームは手軽に使える

“料金がリーズナブルなので。”
(30代・会社員)

“トランクルームが最近身近になったから”
(40代・パート)

“便利で気軽に利用できるので”
(30代・自由業)

◆幅広い用途で使える

“トランクルームはなんでも収納できる場所だと思うので、とても便利だと感じるからです”
(20代・ライター)

“しばらく使わないものも一緒に収納できるので、家のスペースを広く使うことができそうだから。”
(20代・フリーター)

 

トランクルームを活用することでシーズンオフに邪魔になりやすい荷物の保管をはじめ収納スペースをすっきりと整理することができ、自宅全体のスペースにゆとりを生むことができます。ゆったりとした自宅スペースがあれば、端午の節句の飾りつける場所を設けるのにも役立つかもしれません。

 

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、端午の節句の飾り付け事情について、全国と東京都を比較しながらお話しました。

都市部になればなるほど自宅面積や収納スペースの広さが限られてしまう東京都。端午の節句の飾り付けのように生活に必須でないものは特に、限られたスペースに合わせて小さい飾りを選んだり、飾らないという選択肢を選んでしまいがちなようです。もっとスペースがあれば飾りたいという願いを持つ方も多くいらっしゃいました。

そんな時、トランクルームの活用を検討してみてはいかがでしょうか。自宅の収納を効率化し自宅スペースにゆとりを持つことで、生活の快適さを守りながらも、季節の飾り付けをはじめ生活に豊かさをもたらすプラスアルファの要素を取り入れることができるかもしれません。

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2023年3月15日から3月20日までの6日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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