転勤が決まった時に対応すること!急な転勤でもトランクルーム利用で落ち着いて整理

2022.04.08

春は新生活が始まる方が多い季節ですね。進学や就職による新生活をイメージしがちですが、年齢を問わず”急に”新生活へと移ることになりがちな「転勤」も春の年度代わりに多いことを忘れてはいけません。今回は、アンケートをもとに、転勤と引越しの実態を掘り下げます。辞令後の準備期間の実態から引越し時の荷物に関する対処法のアイデアまで、転勤経験のある方もそうでない方も、今後の可能性に備えて是非チェックして頂きたい情報がいっぱいです!

転勤が決まった時、引越しは大変だった?

アンケートでは始めに、転勤が決まった際の引越しが大変と感じたかを尋ねました。

転勤時の引越しが大変だったと感じた方は61.7%という結果になりました。引越しはただでさえ、計画的にゆっくり準備しても大変なものなのに、突然の辞令と短期間での対応を余儀なくされ、しかも自らの希望ではない地域・タイミングであることも多い転勤が非常に大変であることは想像に難くありません。

初めての転勤・意外なタイミングでの転勤等の場合はもちろん、転勤に慣れている、いわゆる転勤族の方々にとっても、さまざまな面で苦労話は尽きないようです。

では、具体的にどんな面で大変だったのか、よくあるパターンから意外なパターンまで掘り下げていきましょう。

転勤先への引越しまでにかかった期間と大変だったこと

転勤の大変さをより具体的に把握するために、転勤が決まってから引越しまでの期間がどのくらいであったかを、その時の状況とあわせて尋ねました。

半数が「数週間」で引越し・8割超が1ヶ月台までの猶予

転勤が決まってから引越しまでの期間で最も多かったのは辞令後1ヶ月未満の引越し(51.5%)でした。少し期間を伸ばして1ヶ月台までと合わせると82.6%が0〜1ヶ月程度(2ヶ月未満)で引越しを済ませたことが分かりました。

具体的には、3月になって転勤辞令が出て4月新年度から新しい勤務地になる場合や、4月に辞令が出てゴールデンウィーク頃までに引越し・連休明けから着任の場合等が多く、大型連休どころではない状況や、子供が入学・進級してすぐに転校を余儀なくされる等、この時期ならではのトラブルも尽きません。

何しろ、辞令後にショックを受ける暇もなく、すぐに勤務地について調べて物件を探し、大繁忙期の引越し業者に依頼して、引越しの梱包や様々な手続きを期間内に終わらせなければなりません

この無謀ともいえる短期間での転勤が当たり前になっていることが、転勤の大変さの大きな要因となっているようです。

物件選定や引越しの手配等の手続きが大変

残念ながら、転勤から引越しまでの間、引越しのことに集中できるわけではありません。後任の方への引継ぎや転勤時の事務処理等、むしろ普段の勤務よりも仕事が忙しい中で、家を探し、引越し業者の手配や役所の手続きをし、住んでいる家を開けなければならない状況が起こります。

「遠地なのに日帰りで物件を見て回らなければならず、まともに選べなかった」「仕事を抜ける余裕が全くないのに平日に役所へ出向き、ライフラインの開け閉めのために帰宅して立ち会わなければならなかった」「多忙を極めて緊急入院し引越しにドクターストップがかかった」

等のエピソードだけでも、まさに怒涛の日々ともいえる転勤の大変さが伝わってきます。期間が短いからこそ、満足いく引越しや仕事の切り替えが出来なくなってしまう場合もあるのが現実のようです。

引越しの荷物整理と梱包・持っていけない荷物の対処が大変

疲労困憊する多忙さを極めながら、仕事・日常生活と両立して短期間で引越し作業をすることが大変という声が非常に多く見られました。

日々の生活に必要なものを確保しながら家の荷物を整理・梱包し、新居に持って行くもの・持っていけないものを仕分け、持っていけないものを処分等なんらかの対処をする必要が出てきます。

そんな中、荷物を整理するにも、梱包した荷物を置くにもスペースが足りなかったという経験をした方が非常に多かったようです。更に、持っていけない荷物の対処にも手間やお金がかかる状況があり、次の使い手を探す暇もなく、保管し続けることもできず、使えるものまでとにかく処分せざるを得ないというもったいないケースもあるのです。

転勤は長期だった?短期だった?

転勤までの準備期間は短い傾向にあるようですが、転勤自体の期間はどのくらいなのでしょうか。

最も多く意見が挙がったのは約3年(25.7%)でした。3年以上の長期転勤は38%、1年程度までの短期転勤は23.5%であり、長期転勤が多い傾向にあり約4割を占めるという結果になりました。

とはいえ、約4人に1人が1年程度までの短期であり、比較的短期間で元の家に戻れる転勤となっている方が多いことも注目したいポイントです。

また、期間は決まっていないと答えた方は約2割(21.4%)であり、5人に1人は転勤が片道切符もしくは終了期間が決まっていないことがわかりました。持ち家の方や家族暮らしの方は特に、期間が決まっているかどうかで家族の引越しや元からの家の対処が大きく変わります。

これらの状況を踏まえつつ、転勤時の引越しについて詳しく分析していきましょう。

引越しは家族と一緒か単身赴任になったか

次に、転勤時の引越しは家族と一緒にしたか、単身赴任になったかを尋ねました。

単身赴任は53.4%・家族との引越しは46.6%となり、両者が拮抗していました。なお、単身赴任には元々一人暮らしの方が含まれていることを踏まえると、家族暮らしの方は単身赴任・家族との引越しの2波にほぼ半々に分かれる傾向にありました。

「家を買うと転勤が決まる」というジンクスもよく聞く話ですが、転勤する世代は働き盛り、かつ、会社で大切な役割を任される立場であることが多く、同時に子育て真っ最中の場合も多いといえます。これらの様々な要因が重なり、単身赴任・家族との引越しの判断へとつながります。ここで、単身赴任・家族との引越しのそれぞれを選ぶ背景・条件等の状況でよくあるものを少し整理しておきましょう。

【単身赴任を選ぶ際のよくある状況(特に家族暮らしの場合)

  • 短期転勤等期間が決まっており、そのうち戻ってくる目処が立っている
  • 子供が学校に通っており転校は避けたい
  • 配偶者等の家族まで退職・転勤することを避けたい
  • 単身赴任で二重生活になるコストよりも現生活の維持を優先したい
  • 家財等の荷物は単身赴任用に最低限を用意し、残る家族は自宅のものを使い続ける
  • 転勤が終わり戻ってくる時に新たに買った家財を使わなくなったり保管に困る場合が多い

【家族との引越しを選ぶ際のよくある状況】

  • 転勤期間が未定、片道切符の可能性がある
  • 転校等の生活環境の変化が伴うとしても家族一緒に暮らすことを優先したい
  • 単身赴任による二重生活のコストがかかるのを避けたい
  • 家をあける場合が多く、大規模な引越し作業が必要
  • 家財等の荷物は持っていくもの・持っていかないものに仕分けする
  • 持ち家をそのまま残す場合以外は、持っていかないものを処分・譲渡・別途保管等が必要

転勤前に住んでいた住居はどうした?

続いて、転勤前に住んでいた住居についてどのように対処したかを尋ねました。

賃貸物件を解約し引越した方が多数

一番多かったのは「賃貸だったので解約(72.2%)」でした。今回のアンケートではやはり、いわゆる転勤族の方が多くいらっしゃり、転勤が度重なる生活の中で「住む物件は賃貸が基本」という方が多数見られたことが第1位の要因と言えそうです。

さらに、単身一人暮らしの方も賃貸の場合が多いため、合わせて約7割という高い割合になっていました。

短期転勤等は元の住居を維持する傾向に

転勤の期間があらかじめ短期であると決まっており、元々の家に戻る見込みがある場合等は、「賃貸だったがそのまま借りた(7.8%)」という場合が多く見られました。

また、短期転勤や単身赴任の場合等は家具や家財が備え付けられた物件を会社側が手配してくれる場合も時々あるようです。

家具などは全て転勤先へ持っていった?

さて、転勤に際しての引越しにおいて、家具等の家財を全て転勤先の新居に持って行っている方はどのくらいいるのでしょうか。

家具等を全て持って行ったと答えた方は52.7%で半数を少し超えましたが、逆に全ては持っていけなかったという方が47.3%でした。元からの自宅にあるものを再活用できるのにどのような事情で持っていけなかったのでしょうか。このポイントに注目して掘り下げていきましょう。

置いていった家具等は廃棄または元の家・実家に保管

全ての家具等の家財を転勤先に持って行かなかった方は、持っていかなかった荷物をどう対処したのでしょうか。持っていかなかった事情も考えながら探っていきましょう。

約3割が家具等を廃棄処分

一番多かった回答は「廃棄処分した(31.3%)」でした。転勤先の物件の広さや間取りによって家具等が持ち込めない場合が多く、しかも元の自宅が賃貸の場合等、持っていけない家具を保管しておける場所がないためにやむなく廃棄処分したという状況が多いようです。

転勤が終わって戻ってくる目処がたっている場合等、転勤の期間の間に保管しておく場所さえあれば廃棄処分を避けられ、戻ってきたときにまた利用できる場合が多々ある状況が浮かび上がりました。これは、リサイクルショップ等での売却や親族・知人への譲渡等、他の方法で手放した場合も同じ状況でした。

元の自宅や実家に置いておく方も

同じく、転勤先の物件に家具等が全ては持っていけなかった方で、元の家を保持し続けている場合はそこに保管し、また実家に預けられる場合は実家保管にしている状況が見受けられました。

具体的には下記の状況の場合、持っていかなかった家具等を保管し続けていることがわかりました。

  • 単身赴任で残った家族が使い続ける場合
  • 持ち家をそのままにして置いておける場合
  • 短期転勤等で賃貸物件をそのまま契約し続ける場合
  • 実家に預けられる余裕がある場合

つまり、転勤先に持っていけない荷物は保管場所さえ有れば大切な家具等を保管し続けられ、保管場所がなければ廃棄処分される傾向にあるといえます。

荷物の保管先や整理するためにトランクルームを検討・利用した?

元の自宅が残せない状況の場合で、転勤先に持って行くことができない家具等の保管場所を考えた時、トランクルームが整理・保管場所として解決策となる場合があります

今回、全ての家具等を転勤先に持っていかなかった方は、トランクルームの利用は検討したのでしょうか。

約2割がトランクルームの利用を検討

約2割(19.8%)の方が、持っていかない家具等の整理・保管場所としてトランクルームの利用を検討していました。やはり、トランクルームを転勤時の荷物整理・保管の拠点として考えた方は少なくなかったようです。

トランクルームを検討した人のうち実際の利用は約3割

続いて、トランクルームの利用を検討した方の中で実際に利用した人に注目してみましょう。

トランクルームを実際に利用した方は31.6%でした。3割に留まったのは何かとお金のかかる転勤時にコストがかさむ、月々の支払いがかかるという状況がネックのようでした。

家具等全て持って行った方も引越し時にトランクルームを利用

今回、転勤先に全て家具等を持って行ったと答えた方の中にも、引越し時の荷物保管場所としてトランクルームを使ったという声を聞かせてくださった方が多数いらっしゃいました。

荷物を整理するために一時保管して自宅の引越し作業スペースをあけたり、梱包し終わったダンボールをトランクルームに置いて、引越しまでの生活スペースを確保する場合が多かったようです。

転勤時に全て家具等を持って行った方も含めると、回答者全体でトランクルームの利用を示してくださった方の割合は6.8%でした。

トランクルームを利用している人の意見

ここでは、実際にトランクルームを利用した方の声をご紹介します。

 

User’s Voice

“転居先に持っていけないものや売れないものを保管できたので便利だった。小さいものを借りたので料金も安かった。”
(30代・会社員)

“すぐに希望の家に入居できなかった為、その間家具を入れておいた”
(40代・会社員)

“大きな荷物や持っていけないものを、そのままの状態で預かってもらえるのが便利でした。(海外転勤から)帰国後もトランクルームから運ばれてくるので、引っ越しと同時に使えるようになり助かりました。すべて捨てていたらまた買い直すのに時間もお金もかかったと思います。”
(30代・パート)

“海外に持っていけなかったものを置いておくために、そのまま賃貸のアパートを借りるより安く済んだ”
(40代・専業主婦)

 

トランクルームを借りることで転勤先に持っていけないものを保管し、戻ってきたらそのまますぐ利用を再開できるのが魅力です。廃棄処分してまた買い直す必要がなく、エコにもつながります。転勤期間が決まっていて戻ってくる目処が立っている場合等には特におすすめです。

また、引越し作業時の荷物保管や、元の自宅の退去から引越し先の入居にタイムラグがある場合(引越し繁忙期に特に多いケース)等にもトランクルームを活用すると大変便利です。

調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、転勤と転勤に際しての引越しの実態とトランクルームの活用についてお話しました。

ごく短期間に仕事の引き継ぎ・家探し・引越し手配・手続き・実際の引越しと目まぐるしい状況の中で、トランクルームが引越し時のスペース確保や転勤中の荷物保管場所として大きな助けとなる場合があります。

少しでも転勤の大変さ・気の重さを軽減させる手段として是非、トランクルームの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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【調査概要】

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:200サンプル
回答期間:2022年3月14日から3月21日までの6日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

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